ヴァレンテフォリー（1996年生、母アルヘシラス）

Valenti Folly

1996.05.04

ヴァレンテフォリー（1996年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァレンティ（当時7歳）と交配したアルヘシラスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾 皆雄。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

9月19日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は418kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリンデンマイヒメに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

11月8日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（1999年）

9月19日、約10か月の休み明けで迎えた5戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。