タキノチドリ（2005年生、母エイダイヒノデ）

タキノチドリ（2005年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋千鳥」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時12歳）と交配したエイダイヒノデが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）東振牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方39戦2勝2着1回。2008年のフロイラインカップ(牝地方重賞)で2着に入った他、2007年のリンカーン賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、東振牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。3歳のとき、小滝渉から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

7月4日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオカニールに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月31日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジIII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月17日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのマリエンバード賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのリンカーン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3歳（2008年）

4月29日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳オープンのJA門別馬舞米特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの乙女座特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったディアダンサーから7馬身差の2着となった。

7月22日、中3週で迎えた12戦目は、マリエンバード賞（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレダンスクインに半馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のリゲル特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山口竜一騎手（8戦2勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、JAみついし花だより特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、ミンタカ特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、テレグノシス賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、日高こんぶ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

4歳（2009年）

1月11日、中8週で迎えた20戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた21戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた22戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた23戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

6月6日、中6週で迎えた26戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた28戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた30戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大澤誠志郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた35戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた36戦目は、長崎街道内野宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた38戦目は、長崎街道田代宿賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で清水裕一騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で清水裕一騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた40戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。