テイエムテンホー（1991年生、母タイセイスキー）

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

10月10日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンネブラスカに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラガーチャンスを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切って2勝目を収める

3歳（1994年）

1月22日、中4週で迎えた6戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岸滋彦騎手（5戦2勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岸滋彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンのすみれステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岸滋彦騎手（7戦2勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岸滋彦騎手（8戦2勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた10戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの葵ステークス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた11戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京都4歳特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

5月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの白百合ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（9戦2勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた13戦目は、4歳900万下のロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・ト（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（10戦2勝）。17頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月31日、中5週で迎えた14戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の天草特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月11日、中5週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳G3のサファイヤステークス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。