リケアマキアート（2022年生、母ラインラピット）

リケアマキアート（2022年3月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+コーヒーの飲み方の種類」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したラインラピットが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は土井牧場。主な勝ち鞍は2024年の将充騎手お疲れ様特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、土井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

坂口智康厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月21日、デビュー戦は吉村誠之助騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた3戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノワールドに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の将充騎手お疲れ様特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキモンニコラスに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のチュウオーハーンに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヤマノアシオトを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

3歳（2025年）

2月20日、中7週で迎えた7戦目は、3歳戦の兵庫ユースカップ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の土佐春花賞（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月4日、中7週で迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったジュゲムーンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月22日、中6週で迎えた10戦目は、3歳戦の高知優駿（高知ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた11戦目は、近藤翔月騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の魚梁瀬杉特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したザセンチュリーにアタマ差届かず2着となった。

8月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。