エルムオブノックス（1997年生、母クリームリー）

Elm of Knox

1997.01.22

エルムオブノックス（1997年1月22日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDevil's Bag（当時16歳）と交配したクリームリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月6日、デビュー戦はJ.ムルタ騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月4日、中0週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の’00ベストステッキ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

4月29日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したブリリアントヒロを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

8月13日、中5週で迎えた11戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマチカネシンカゲを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月1日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。