アオイレーギーナ（2022年生、母マチャプチャレ）

アオイレーギーナ（2022年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+女王(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したマチャプチャレが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はチェスナットファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

宮地貴稔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月8日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ヤマニンバロネスに交わされて8馬身差の2着となった。

3歳（2025年）

1月19日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のツーピースに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中6週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月25日、中5週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都芝1200m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモンテディアーナを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をマークした。

7月20日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

10月26日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの壬生特別（京都芝1200m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したモジャーリオに3/4馬身届かず2着となった。