マーゴットジェム（2022年生、母アンシェルブルー）

Margot Gem

2022.03.29

マーゴットジェム（2022年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+宝石」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時9歳）と交配したアンシェルブルーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前田良平によって880万円で落札された。

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月18日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

3歳（2025年）

3月29日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

7月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

2025年7月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月11日、中7週で迎えた5戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の茂地夫妻結婚記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したメモリーフィルムを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の祝!坊ちゃん&のんちゃん婚姻杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたライジングハース決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月9日、中1週で迎えた7戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、マルリンモンローに交わされて1馬身差の2着となった。