ムチャチャ（1997年生、母インポート）

Muchacha

1997.05.16

ムチャチャ（1997年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のティッカネン（当時6歳）と交配したインポートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2000年のハマナス賞。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,575万円（15.75万×100口）で一口馬主が募集された。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

11月28日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3歳（2000年）

1月6日、中2週で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

6月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月27日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ パパイヤ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

7月18日、中0週で迎えた7戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ミント賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のハマナス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のフミノオリンピアを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月29日、中3週で迎えた9戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、長月特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（4戦1勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。