ステイツマンシップ（2006年生、母アカンプリッシュ）

ステイツマンシップ（2006年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「政治家の資質・手腕」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時12歳）と交配したアカンプリッシュが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

6月6日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/重）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のトドロキエンジェルをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2010年）

8月7日、約14か月の休み明けで迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエバーシャイニングを3/4馬身振り切って久しぶりの実戦を制した。

9月4日、中3週で迎えた3戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の弥彦特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の東京ウェルカムプレミアム（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したカリバーンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。