ビービールミナス（2006年生、母メイセイプリマ）

ビービールミナス（2006年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋明るい」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時12歳）と交配したメイセイプリマが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地1戦0勝、地方33戦1勝2着3回。2009年の華月賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ベーシカル・コーチング・スクールから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月7日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフォーチュンガールに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

12月8日、中4週で迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3歳（2009年）

1月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月2日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

7月23日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の華月賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月15日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず15着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた10戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた11戦目は、ブラックタキシード賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた12戦目は、オレハマッテルゼ賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったステイトリーマナーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、イーグルカフェ賞（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた14戦目は、みんなあったかホクレン灯油特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた15戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったサニーベルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4歳（2010年）

1月6日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた19戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた21戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月11日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したストームシグナルにアタマ差届かず2着に惜敗した。

12月23日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。