ヒカリオーキッド（1998年生、母ファイトボロン）

Hikari Orchid

1998.04.15

ヒカリオーキッド（1998年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時6歳）と交配したファイトボロンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）猪野毛牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着3回。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 16戦0勝 [0-3-2-11/16]
• 総賞金 国内: 988万円
• 生年月日: 1998年4月15日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 清水久雄 栗東
• 馬主: 當山隆則
• 生産者: （有）猪野毛牧場
• 抹消情報: 中央：2002年9月25日抹消

パフォーマンス分析

ベストレース

• レース名: 3歳未勝利
• 日付/馬齢: 2001年6月16日/3歳
• コース: 阪神芝1600m 右
• 着順: 4着
• オッズ/人気: 7.8倍/3番人気
• 馬番/頭数: 11番/18頭
• 天候: 晴 24.3℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/稍遅
• レースラップ: 平均=11.8/ラスト=12.1
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 11-11-8
• 馬体重 増減: 440kg 0
• 出走間隔: 中2週
• 騎手 斤量: 菊沢隆仁 53.0kg

血統

概要

母のファイトボロンは中央平地2戦0勝2着1回。曾祖母のヒデシラオキは中央平地2戦1勝。父のフジキセキは中央G1・1勝（中山芝[1600m]）。

近親馬

• • 半伯母: シングルホーク 1983/JPN/サンプリンス
  シングルホーク
• • 半従兄: プレミアムプリンス 1992/JPN/ジェイドロバリー
  プレミアムプリンス
• • 半従兄: テイエムダイオー 1996/JPN/ノーザンテースト
  テイエムダイオー

※活躍馬のみ。

産駒

• • 息子: ヒカリオーキッドの2004 2004/サクラローレル
  ヒカリオーキッドの2004

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Variete＝Vanille	6×6	3.12%
きM	Pharos＝Fairway	7*7*7	2.34%
牡	Nasrullah	7×5*6	5.46%
牡	Mahmoud	6*7×7	3.12%
牡	Blandford	6×7	2.34%
牡	Nearco	7×6*7	3.12%
牡	Blenheim	7×7	1.56%
牡	Hyperion	7×7	1.56%
牡S	Blue Larkspur	7*7	1.56%
牡S	War Relic	7*7	1.56%
牡M	Solario	7*7	1.56%
牡M	Firdaussi	7*7	1.56%
牝	Milan Mill	5×4	9.37%
牝	Lavendula	7×7	1.56%
牝	Tara	7×7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 サンデーサイレンス 1986 （USA）		Halo 1969 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Cosmah	Cosmic Bomb
				Almahmoud
		Wishing Well 1975 （USA）	Understanding	Promised Land
				Pretty Ways
父 フジキセキ 1992 （JPN）			Mountain Flower	Montparnasse
				Edelweiss
		Le Fabuleux 1961 （FR）	Wild Risk	Rialto
				Wild Violet
父の母 ミルレーサー 1983 （USA）			Anguar	Verso
				La Rochelle
		Marston's Mill 1975 （USA）	In Reality	Intentionally
				My Dear Girl
			Millicent	Cornish Prince
				Milan Mill
母の父 ミルジヨージ 1975 （USA）		Mill Reef 1968 （USA）	Never Bend	Nasrullah
				Lalun
			Milan Mill	Princequillo
				Virginia Water
		Miss Charisma 1967 （USA）	Ragusa	Ribot
				Fantan
母 ファイトボロン 1986 （JPN）			マタテイナ	Grey Sovereign
				Zanzara
		シーホーク 1963 （FR）	Herbager	Vandale
				Flagette
母の母 スプリーム 1979 （JPN）			Sea Nymph	Free Man
				Sea Spray
		ヒデシラオキ 1972 （JPN）	タマナー	Sunny Boy
				Tresa
			ワカシラオキ	ソロナウエー
				シラオキ

血統分類

• サイアーライン: サンデーサイレンス系
• ファミリーナンバー: 3-l

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2001/12/08 中京	ダ1700m 良 晴	3歳以上500万下	スガノヒカリ 2.3	9 / 16	3枠 5番	宇田登志夫	52kg	20.9	7人	3-3-7-9	40.2 / 36.6	430	+4
2001/10/21 新潟	芝1200m 良 晴	3歳未勝利	エルファーロ 0.8	8 / 18	7枠 14番	菊沢隆仁	53kg	7.0	4人	8-8	35.7 / 35.5	426	-8
2001/10/13 新潟	芝1400m 稍 曇	3歳未勝利	シルキーウイッシュ 0.7	8 / 18	6枠 12番	菊沢隆仁	53kg	3.6	1人	7-6	36.7 / 34.7	434	-10
2001/09/22 札幌	芝1200m 稍 曇	3歳未勝利	サクラフロンティア 0.2	2 / 16	1枠 2番	菊沢隆仁	53kg	1.5	1人	6-6	36.0 / 35.7	444	+2
2001/09/01 札幌	芝1200m 良 曇	3歳未勝利	タガノナタルマ 0.2	2 / 16	2枠 3番	菊沢隆仁	53kg	2.1	1人	1-2	36.6 / 34.7	442	+2
2001/08/12 札幌	芝1200m 良 晴	3歳未勝利	シゲノクイーン 0.0	2 / 16	1枠 2番	菊沢隆仁	53kg	6.3	3人	4-4	35.6 / 34.6	440	0
2001/06/30 阪神	芝1600m 良 曇	3歳未勝利	エイユーファイター 0.3	3 / 16	4枠 8番	菊沢隆仁	53kg	10.9	7人	2-5-4	36.1 / 35.7	440	0
2001/06/16 阪神	芝1600m 良 晴	3歳未勝利	ラヴィングサンデー 0.2	4 / 18	6枠 11番	菊沢隆仁	53kg	7.8	3人	11-11-8	35.9 / 37.1	440	0
2001/05/27 中京	芝1800m 良 曇	3歳未勝利	トーハルミツル 0.9	6 / 16	7枠 14番	菊沢隆仁	53kg	3.5	2人	8-8-4-3	37.8 / 37.0	440	+6
2001/05/06 京都	芝1800m 良 曇	3歳未勝利	メモリアルサマー 0.1	3 / 17	1枠 2番	菊沢隆仁	53kg	14.1	6人	8-10	36.3 / 35.5	434	-4
2001/04/21 京都	芝1600m 良 小雨	3歳未勝利	ブイビャクダン 0.2	5 / 18	5枠 10番	菊沢隆仁	53kg	7.2	2人	8-8	35.6 / 36.1	438	+6
2001/04/08 阪神	芝1600m 良 晴	3歳未勝利	イシノミューズ 0.7	6 / 18	7枠 15番	菊沢隆仁	53kg	41.4	14人	13-14-12	35.7 / 36.3	432	+2
2001/03/17 中京	芝1200m 良 小雨	3歳未勝利	ドラゴンシンボル 0.5	6 / 16	5枠 10番	菊沢隆仁	53kg	155.2	14人	6-7	35.4 / 35.1	430	-6
2001/02/25 阪神	ダ1400m 稍 晴	3歳未勝利	ダノンキング 2.9	10 / 11	7枠 8番	菊沢隆仁	53kg	128.1	9人	3-5	40.8 / 35.5	436	+4
2001/02/10 京都	ダ1200m 稍 晴	3歳未勝利	ローズレディ 2.4	8 / 9	3枠 3番	菊沢隆仁	53kg	75.5	8人	9-8	38.7 / 38.2	432	0
2000/12/09 阪神	芝1200m 良 晴	3歳新馬	グランドレイナ 3.2	9 / 10	8枠 9番	松永幹夫	53kg	16.9	5人	5-4	37.5 / 35.2	432

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

当歳のとき、猪野毛牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

12月9日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

3歳（2001年）

2月10日、中8週で迎えた2戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦0勝）。17頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆仁騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆仁騎手（7戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菊沢隆仁騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

8月12日、中5週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菊沢隆仁騎手（9戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたシゲノクイーン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

9月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で菊沢隆仁騎手（10戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったタガノナタルマにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で菊沢隆仁騎手（11戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったサクラフロンティアにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は13戦連続で菊沢隆仁騎手（12戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた15戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菊沢隆仁騎手（13戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

12月8日、中6週で迎えた16戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。