マルサンアツヒメ（2006年生、母ベルモントマローネ）

マルサンアツヒメ（2006年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋篤姫」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトリースピーチ（当時13歳）と交配したベルモントマローネが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は増本良孝。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月10日、デビュー戦は草野太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で草野太郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

3歳（2009年）

1月27日、中6週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

4月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノレベッカから1馬身半差の2着に敗北した。

6月21日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったターンオーバーから3/4馬身差の2着となった。

7月12日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡田祥嗣騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた14戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアグリハチマンをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

9月22日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦の軽かるブーツ杯（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のバローリッチに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた20戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた22戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた24戦目は、4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた25戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（14戦1勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた27戦目は、福山・高知連携勝海舟シリーズ二戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた28戦目は、福山・高知連携お龍シリーズ二戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた29戦目は、一般C9（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（16戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた30戦目は、一般C10（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（17戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。