サトヤン（2010年生、母ゲイリークレイン）

Satoyan

2010.03.20

サトヤン（2010年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時11歳）と交配したゲイリークレインが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大作ステーブル。戦績は、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C1十。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2012年）

7月17日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエルジェニーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新生特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月12日、中5週で迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた4戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3歳（2013年）

7月19日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

9月28日、中6週で迎えた7戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、やわらか二戸の短角牛レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモエレゴージャスに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、小岩井純良バター賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、全日本わんこそば選手権レース（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。