ハイビッグ（1986年生、母オムロ）

経歴

デビュー前

3歳（1989年）

6月4日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のディスコバンブーを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

10月28日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4歳（1990年）

1月7日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

9月9日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

10月6日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた13戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたダイイチムサシ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5歳（1991年）

6月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月15日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルーシンゲキを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

7月28日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

9月8日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（10戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィリングスピードに8馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月13日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（11戦2勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオースミダイナーに3/4馬身届かず2着となった。

11月10日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（13戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅谷正巳騎手（14戦2勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

6歳（1992年）

5月31日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅谷正巳騎手（15戦2勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下の三河特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅谷正巳騎手（16戦2勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグラッドストーンに3/4馬身届かず2着となった。

11月29日、約5か月半の休み明けで迎えた26戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅谷正巳騎手（17戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で菅谷正巳騎手（18戦2勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の千種川特別（阪神芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で菅谷正巳騎手（19戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

7歳（1993年）

1月10日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で菅谷正巳騎手（20戦2勝）。13頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。競走中止となった。