トーホウリンドウ（2010年生、母チャペルラヴァー）

トーホウリンドウ（2010年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時12歳）と交配したチャペルラヴァーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は片山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方34戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳(ハンデ)。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月15日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3歳（2013年）

1月19日、中4週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

3月17日、中7週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が鈍り18着に敗れた。

6月30日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のストロンボリをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴットファザーに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のスズカルミナリーを半馬身振り切って優勝

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

11月22日、中4週で迎えた11戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の3歳（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミサトインタローズに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

12月25日、中1週で迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦のジングルベル賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

4歳（2014年）

1月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十三十四十五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2十一十二十三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタキノアクトレスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月2日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた19戦目は、電光石火賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

6月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

6月20日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、川島香澄誕生日記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見越彬央騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見越彬央騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた25戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月12日、中4週で迎えた26戦目は、鴻巣市観光協会賞（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は見越彬央騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた28戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で見越彬央騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見越彬央騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るイヴェールダイヤを半馬身差し切って勝利をモノにする

12月12日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2十（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で見越彬央騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で見越彬央騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

5歳（2015年）

1月9日、中1週で迎えた32戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

2月16日、中4週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は見越彬央騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月25日、約3か月半の休み明けで迎えた34戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた36戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた37戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月23日、中0週で迎えた38戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は見越彬央騎手（11戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。