シゲルトリトン（2017年生、母アウレオーラ）

Shigeru Triton

2017.04.21

シゲルトリトン（2017年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+海王星の第一衛星より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時11歳）と交配したアウレオーラが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山野牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって777.6万円で落札された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

6月16日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

7月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3歳（2020年）

6月21日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4歳（2021年）

2月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

2021年3月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。