ミリオンスパーク（1986年生、母ニツセイパンジー）

Million Spark

1986.05.05

ミリオンスパーク（1986年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホツトスパーク（当時14歳）と交配したニツセイパンジーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は福島県、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

大久保良雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

7月23日、デビュー戦は町田俊夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月6日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で町田俊夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のハシノサンダーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月4日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月16日、中5週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田俊夫騎手（2戦1勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田俊夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた6戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳400万下の寒菊賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田村正光騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。