スガーペンタイア（2002年生、母ダイコープラチナ）

スガーペンタイア（2002年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のペンタイア（当時10歳）と交配したダイコープラチナが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害16戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹川大晃牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、笹川大晃牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、菅原光太郎によって326.55万円で落札された。

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月22日、デビュー戦はD.ボニヤ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3月19日、中7週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず13着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月28日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

10月30日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

4歳（2006年）

1月9日、中9週で馬体重を前走から34kg戻して迎えた10戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月18日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の広瀬川特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月13日、中7週で迎えた12戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた14戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた15戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で菊池憲太騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2007年）

1月13日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で菊池憲太騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で菊池憲太騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で菊池憲太騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた20戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6月17日、中5週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

12月8日、約6か月の休養明けで迎えた22戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2008年）

2月2日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2月23日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月8日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

3月23日、中1週で迎えた26戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。