タイフブキ（1983年生、母タイロツク）

Tai Fubuki

1983.05.08

タイフブキ（1983年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のステイールハート（当時11歳）と交配したタイロツクが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地12戦2勝。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

庄野穂積厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月1日、デビュー戦は4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。鞍上は昆貢騎手。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月13日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で昆貢騎手。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月11日、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で昆貢騎手。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月1日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で昆貢騎手。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月3日、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で昆貢騎手。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルヨシーピーエルに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月16日、4歳以上400万下の北洋特別（函館芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で昆貢騎手。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

8月31日、4歳以上400万下（函館芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で昆貢騎手。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

9月14日、4歳以上400万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で昆貢騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月21日、4歳以上400万下（函館芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で昆貢騎手。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のタイテマイリーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月12日、牝馬限定の4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で昆貢騎手。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

10月26日、4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で昆貢騎手。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月9日、4歳以上900万下（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で昆貢騎手。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。