ドリームプロメテル（2007年生、母ジャストクリス）

ドリームプロメテル（2007年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋約束する（仏）。夢を約束した走りを期待して」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時7歳）と交配したジャストクリスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大狩部牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回、地方19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C1十十一。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額1,700万円（8.5万×200口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月16日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3月7日、中6週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り雨/重）に出走。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に敗れた。

5月15日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたコマノティブロン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したファーストグロースを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月4日、中3週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

7月31日、中3週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

10月18日、中5週で迎えた8戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた9戦目は、時雨特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のレディカサロスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月30日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1五六（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中野省吾騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中野省吾騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた14戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月19日、中5週で迎えた16戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（7戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（9戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったテラモガルダンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中野省吾騎手（11戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた22戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中野省吾騎手（12戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中野省吾騎手（13戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中野省吾騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中野省吾騎手（15戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で中野省吾騎手（16戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。