ロードプレイヤー（2020年生、母ホオポノポノ）

ロードプレイヤー（2020年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+祈り、願い事」。毛色は鹿毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時8歳）と交配したホオポノポノが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はアイズスタッド株式会社。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アイズスタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって1,155万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月21日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブレイディヴェーグをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

11月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳1勝クラスの百日草特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキングズレインを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の京都2歳ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

3歳（2023年）

2月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、3歳G3の共同通信杯（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

3月11日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したメイテソーロを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月18日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月12日、中7週で迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの湯沢特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4歳（2024年）

2月18日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラテラルシンキングをクビ差振り切って久しぶりの実戦を物にした。

5月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた11戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの青嵐賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月31日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの赤倉特別パキスタン賞（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。