サークルフェランス（2001年生、母サークルオブチョーク）

サークルフェランス（2001年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋周囲（Ｃｉｒｃｏｎｆｅｒｅｎｃｅ・仏）。大きな円に」。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時10歳）と交配したサークルオブチョークが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

2月7日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のユメコマチを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

8月22日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず14着に終わった。

10月24日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。