プリミティブラブ（2011年生、母サンセットバレー）

プリミティブラブ（2011年6月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「素朴な愛。同馬の誕生花『野茨』の花言葉」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したサンセットバレーが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業（株）那須野牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般B2十。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

12月22日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

3歳（2014年）

1月13日、中2週で迎えた2戦目は、M.ギュイヨン騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

2月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3月29日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。

5月10日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったキングナポレオンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

5月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月3日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

9月7日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく17着に敗れた。

10月18日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B2十（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のメモリアルメイトに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般B2九（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた11戦目は、琥珀レース（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、スノウプリンスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた12戦目は、一般C1四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。