ノーザンビジン（1991年生、母フラワーカーペット）

Northern Bijin

1991.05.02

ノーザンビジン（1991年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時7歳）と交配したフラワーカーペットが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカヤノ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方4戦3勝。主な勝ち鞍は1993年の3歳。

経歴

デビュー前

渡辺徹夫厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1993年）

7月5日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、3歳（上山ダート750m 小雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセフティーカラーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月12日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、3歳（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノジョイナーに約15馬身の大差をつけて2勝目を手に入れた。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキタジョオーに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中8週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかえで賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月25日、中4週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3歳（1994年）

7月10日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

9月10日、中6週で迎えた9戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。