ブルーリバティー（2009年生、母コウユーナナエヤエ）

ブルーリバティー（2009年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋自由」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時10歳）と交配したコウユーナナエヤエが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方15戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の一般C3-2。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月12日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

4月12日、中8週で迎えた2戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月4日、中7週で迎えた3戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアンバー賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2013年）

3月12日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C4四（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトップバゴチャンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、メルトアウェイに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月2日、連闘で迎えた7戦目は、一般C4-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクライダテンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月14日、中1週で迎えた8戦目は、昆虫館スプリングカーニバル特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のローレルハイウェイに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3二（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、プレストリガーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月14日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月23日、中9週で迎えた12戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、水無月祭り特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のニュースブレイクに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月25日、中4週で迎えた13戦目は、八田町仁和の会還暦記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハタノデジールに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

10月20日、中2週で迎えた16戦目は、河北潟ふれあいフェスタ特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、「霊峰白山」賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。