スキュータム（2015年生、母タイヨウガデテキタ）

スキュータム（2015年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「たて座」。毛色は鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時9歳）と交配したタイヨウガデテキタが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

2月17日、デビュー戦は佐藤友則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた2戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

5月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、セトノシャトルにクビ差交わされて2着となった。

7月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森裕太朗騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミヤジサクラコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。