イトウ（2011年生、母Iota）

Ito

2011.04.17

イトウ（2011年4月17日）は、ドイツで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAdlerflug（当時7歳）と交配したIotaが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外10戦6勝。2015年のバイエルン大賞(独・G1)に勝利した他、2015年のベルリン大賞(独・G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞2勝を挙げた。

経歴

3歳（2014年）

8月9日、F.ミナリク騎手を鞍上に据えて、3頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のEphraimに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2015年）

1着となった。

4月26日、鞍上は3戦連続でF.ミナリク騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のKerosinに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月7日、重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でF.ミナリク騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のNicolosioに4馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

8月9日、G1のベルリン大賞（ドイツ・ホッペガルテン芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続でF.ミナリク騎手（4戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったSecond Stepから3/4馬身差の2着となった。

9月27日、鞍上は6戦連続でF.ミナリク騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、G1のバイエルン大賞（ドイツ・ミュンヘン芝2400m）に出走。鞍上は7戦連続でF.ミナリク騎手（6戦4勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のPrince Gibraltarに4馬身の差をつけてG1ホースの称号を掴み取った。

11月29日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続でF.ミナリク騎手（7戦5勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい18着に敗れた。

5歳（2016年）

5月8日、G2のゲルリング賞（ドイツ・ケルン芝2400m）に出走。鞍上は9戦連続でF.ミナリク騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のSiriusに3/4馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

5月29日、G2のバーディシェン経済大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2200m）に出走。鞍上は10戦連続でF.ミナリク騎手（9戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月31日、G1のダルマイヤー大賞（ドイツ・ミュンヘン芝2000m）に出走。鞍上は11戦連続でF.ミナリク騎手（10戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月11日、M.バルザローナ騎手を鞍上に迎えて、G2のフォワ賞（フランス・シャンティイ芝2400m）に出走。4頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったSilverwaveから1馬身差の2着となった。