タカノダンサー（2004年生、母リーチマイホープ）

タカノダンサー（2004年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサザンヘイロー（当時21歳）と交配したリーチマイホープが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、地方31戦7勝2着3回。2008年のディープインパクト・プレミアム4(一般)で2着に入った他、2008年の道営スプリント(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、友田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

9月14日、デビュー戦は三井健一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のサキノスイセイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中7週で迎えた2戦目は、2歳オープンのマヤノトップガン賞（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

3歳（2007年）

4月19日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの日本軽種馬登録協会特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月5日、中4週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、ボーンキング賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンタから1馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中3週で迎えた8戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンジャンボリーに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、JAむかわほほえみ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノワカガシラに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、しんとく新そば祭り特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のライコウライデンに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、テレグノシス賞（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラサクセスに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた13戦目は、北海道産米ななつぼし特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2008年）

5月6日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、ノーザンホースパーク特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた15戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

9月11日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、あいべつきのこの里フェスティバル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三井健一騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、スリリングサンデー賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

10月7日、中1週で迎えた18戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月16日、連闘で迎えた19戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、メグレス特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、中4週で迎えた20戦目は、ディープインパクト・プレミアム4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は三井健一騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったモエレアドミラルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5歳（2009年）

5月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた21戦目は、サッポロ道産素材特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた22戦目は、ペガスス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（7戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したミスティックダイヤに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた23戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（8戦3勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた24戦目は、バブルガムフェロー賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のミスティックダイヤをクビ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた25戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ディープインパクト・プレミアム2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、サウスヴィグラス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は三井健一騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6歳（2010年）

5月4日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた27戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた28戦目は、アンドロメダ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた29戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ミザール特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月15日、中4週で迎えた30戦目は、むかわ町穂別地球体験館特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（10戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフジノトップガンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、北海道日高乳業ヨーグルッペ特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。