ミラクルキャスト（1996年生、母スナークミラクル）

Miracle Cast

1996.03.29

ミラクルキャスト（1996年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時8歳）と交配したスナークミラクルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）近藤牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、近藤牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、岡田牧雄によって420万円で落札された。

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

3月28日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は520kg。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦のゴールデンシリーズ第5戦（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノアプローズから1馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 小雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

6月12日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したゴッドワールドに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4歳（2000年）

4月8日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月1日、中9週で迎えた8戦目は、小野寺純一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月28日、中7週で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。