ニシノセーリング（2011年生、母ニシノカイシンゲキ）

ニシノセーリング（2011年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋帆船による競技」。毛色は芦毛。種牡馬のケイムホーム（当時12歳）と交配したニシノカイシンゲキが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、地方18戦4勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

佐宗応和厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2014年）

9月14日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のブラボーマンブルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月21日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセイユウスマートに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月14日、中2週で迎えた3戦目は、一般C2十六 C3一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月30日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2015年）

1月23日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十五十六十七（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

7月8日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のヴァンパイアに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

8月28日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2十二 C3一（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた9戦目は、築地賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六十七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のニュートリノビームに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

11月3日、中2週で迎えた11戦目は、ウォーカープレゼンツ TCK65周年賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた13戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

5歳（2016年）

1月14日、中2週で迎えた14戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた15戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3四五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

4月20日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。