サーストンマチルダ（2001年生、母サーストンマルミチ）

サーストンマチルダ（2001年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女性名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したサーストンマルミチが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地8戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月12日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月1日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

12月28日、中7週で迎えた3戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。

3歳（2004年）

2月7日、中5週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり18着に終わった。

8月8日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。