オンワードセイハ（1999年生、母ビッグドリーム）

オンワードセイハ（1999年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハートレイク（当時8歳）と交配したビッグドリームが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、中央障害26戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2002年のオーガストフラワー賞。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月24日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず7着に敗れた。

3月30日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未出走（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ケイアイヒットマンに3/4馬身交わされて2着となった。

4月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未出走（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

7月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンジェイドに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。15着に終わった。

4歳（2003年）

2月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月8日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた10戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月24日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい18着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた16戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2004年）

2月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、中3週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

4月4日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月8日、中4週で迎えた20戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月22日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は横山義行騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月17日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から36kg戻して迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は横山義行騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2005年）

1月10日、中4週で迎えた27戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は西谷誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた30戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は横山義行騎手（9戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた32戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月18日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。