キヨハヤブサ（1998年生、母パワーゼダン）

キヨハヤブサ（1998年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「紀代（馬主名の一部）＋隼」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時10歳）と交配したパワーゼダンが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原伸幸。戦績は、地方22戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C5。

経歴

デビュー前

久野進一厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2002年）

2月13日、デビュー戦は松平幸秀騎手を鞍上に据えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は519kg。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月7日、中2週で迎えた2戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

4月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、寺倉純慈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスペシャルセブンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺倉純慈騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るワールドパレアナを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で寺倉純慈騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファルコンダービーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺倉純慈騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミッキーサウンドに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺倉純慈騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノクラブを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のマニッシュダンスをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

11月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイディアに1馬身1/4の差をつけて4勝目をマークした。

12月11日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2003年）

1月13日、中2週で迎えた17戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月22日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は寺倉純慈騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺倉純慈騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C5-2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で寺倉純慈騎手（7戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた21戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テオドロスにクビ差交わされて2着となった。

9月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は寺倉純慈騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。