セイザンダンサー（2004年生、母ミスティーダンス）

セイザンダンサー（2004年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ダンサー」。毛色は栗毛。種牡馬のクロフネ（当時6歳）と交配したミスティーダンスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害1戦0勝、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、西山和枝によって3,727.5万円で落札された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月7日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマッシヴカイザーに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黄菊賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの京都2歳ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3歳（2007年）

4月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

5月12日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

7月21日、中9週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた7戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

10月20日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

11月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

4歳（2008年）

2月17日、中8週で迎えた11戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月30日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた14戦目は、楽天GORA賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた18戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた20戦目は、夕凪特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（11戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（12戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。