ラッピングボックス（2021年生、母フィールドスピカ）

ラッピングボックス（2021年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「包み箱。母母母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のベストウォーリア（当時11歳）と交配したフィールドスピカが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山春牧場。主な勝ち鞍は2025年の4歳以上C3二。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月20日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

4月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

6月27日、中6週で迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のそよぐ恵みの風ゼファー記念（園田ダート820m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた5戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

8月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

9月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、デスマッチ王者神谷英慶賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた10戦目は、鵤ダッシュ（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

4歳（2025年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C3二（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C3二（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のセイウンエンプレスを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月29日、中2週で迎えた14戦目は、後川奥ダッシュ（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

8月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた15戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月4日、中1週で迎えた16戦目は、パカやろう!長月の蹄音ダッシュ（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマダムレディバグに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

10月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上C2一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

10月15日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中田貴士騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた19戦目は、パカやろう!霜月の蹄音ダッシュ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中田貴士騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた20戦目は、合山町ダッシュ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中田貴士騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。