タガノカノア（2017年生、母タバスコムスメ）

タガノカノア（2017年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋自由（ハワイ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のタガノロックオン（当時9歳）と交配したタバスコムスメが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木牧場。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月5日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

2020年3月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月28日、中5週で迎えた3戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

6月24日、中5週で迎えた5戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

8月19日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ナリタリュウにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

10月28日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエンジェルズラインに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月16日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

4歳（2021年）

2月3日、中6週で迎えた11戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

3月18日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大山真吾騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のメイショウヨザクラに1馬身1/4の差をつけて2勝目を獲得した。

4月28日、中5週で迎えた13戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月22日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、本日楽天競馬で10%還元特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた17戦目は、ピンネシリ岳賞（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた18戦目は、ホクレン「う米豚」賞（門別ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた19戦目は、日高町歩くスキー賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C32 C41（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったナッシュカッツェに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月12日、中2週で迎えた22戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のリッカルーフに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月27日、中1週で迎えた23戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた24戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、的場文男チャレンジカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5歳（2022年）

1月10日、中2週で迎えた25戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月23日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた27戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、メモリアル賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3月5日、中0週で迎えた29戦目は、早春賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた30戦目は、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月4日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた32戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月1日、中1週で迎えた33戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月20日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加茂飛翔騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。