グリーマン（1989年生、母テスコバラード）

経歴

デビュー前

3歳（1992年）

2月29日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は516kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

3月22日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のセンターマンリョウに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（3戦1勝）。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で菅谷正巳騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神芝2200m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅谷正巳騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅谷正巳騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の醍醐特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅谷正巳騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の尾張特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅谷正巳騎手（8戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅谷正巳騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリュウフィニッシュに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（1993年）

1月5日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の新春賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅谷正巳騎手（10戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は12戦連続で菅谷正巳騎手（11戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のソラノキャンパスに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

2月14日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の橿原ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で菅谷正巳騎手（12戦3勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の御堂筋ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅谷正巳騎手（13戦3勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で菅谷正巳騎手（14戦3勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた16戦目は、メルボルントロフィー（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で菅谷正巳騎手（15戦3勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ナリタチカラにハナ差交わされて2着となった。

6月12日、中5週で迎えた17戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（16戦3勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい4着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（17戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のエーピーパーティに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

8月8日、中2週で迎えた20戦目は、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（18戦4勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのシーサイドステークス（函館ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（19戦4勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

11月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、桂川ステークス（京都芝1800m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅谷正巳騎手（20戦4勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

6歳（1995年）

12月10日、約25か月の休養明けで迎えた23戦目は、元町ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅谷正巳騎手（21戦4勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた24戦目は、オリオンステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅谷正巳騎手（22戦4勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。