サントワンダー（1997年生、母エリモローマン）

サントワンダー（1997年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時16歳）と交配したエリモローマンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、中央平地5戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、福岡光夫から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、近嶋勇によって1,228.5万円で落札された。

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月29日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のメビナに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、約9か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

4歳（2001年）

1月5日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

5月29日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg絞って迎えた5戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、’01ファンタスティックホイップ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた6戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

6月27日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、’01ファンタスティックビット特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。