スリーマジェラン（1986年生、母マーブルローズ）

Three Magellan

1986.05.12

スリーマジェラン（1986年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザリー（当時14歳）と交配したマーブルローズが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

田之上勲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

4月8日、デビュー戦は田之上幸男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。馬体重は510kg。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田之上幸男騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で田之上幸男騎手（2戦0勝）。20頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい19着に敗れた。

6月18日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田之上幸男騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田之上幸男騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた6戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1990年）

2月3日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、出口敏幸騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出口敏幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず13着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で出口敏幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で出口敏幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。