ファーストショット（1999年生、母ビバチャンス）

ファーストショット（1999年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時9歳）と交配したビバチャンスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳F3。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

11月4日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3歳（2002年）

1月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で鈴来直人騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3月21日、中5週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F4（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のプラズマシャワーに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパレスポートを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

4月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロックマウンテンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月15日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。