グラステイオー（1999年生、母エレガントウィロー）

グラステイオー（1999年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時11歳）と交配したエレガントウィローが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地7戦1勝、地方2戦0勝。2004年のセプテンバー特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、藤村良から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、半沢によって2,205万円で落札された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

10月14日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月11日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/不良）に出走。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイボイジャーを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月25日、中1週で迎えた4戦目は、2歳500万下のベゴニア賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。17頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

5歳（2004年）

8月14日、約33か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた6戦目は、セプテンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた7戦目は、中央条件交流十三夜特別（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2005年）

5月8日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。