パーパスバージョン（1989年生、母リキウオーク）

パーパスバージョン（1989年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時10歳）と交配したリキウオークが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）愛北牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方34戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の一般D2。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

12月1日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（1992年）

2月2日、中6週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた5戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月9日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、サンエムブリッツに交わされて4馬身差の2着となった。

10月31日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた10戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4歳（1993年）

6月13日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般D2ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセークリードから半馬身差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノマッチレスに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月16日、中6週で迎えた13戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトドロキヒスイに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦誠騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサヴァンブルに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

9月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦誠騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカブラヤダイオーに5馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月24日、中3週で迎えた17戦目は、一般D1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三浦誠騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で三浦誠騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカネノコーライに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月16日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で三浦誠騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヨコハマナイトに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月30日、中1週で迎えた20戦目は、出羽路賞（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で三浦誠騎手（9戦6勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1994年）

4月11日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で三浦誠騎手（10戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中7週で迎えた22戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で三浦誠騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で三浦誠騎手（12戦6勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月8日、中6週で迎えた24戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で三浦誠騎手（13戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のバビラリーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月19日、中5週で迎えた25戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は三浦誠騎手（14戦7勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（15戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（16戦7勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（17戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1995年）

4月23日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、一般C1ニ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月29日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（18戦7勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた34戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドマッドネスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた36戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた37戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（1996年）

4月14日、約4か月の休み明けで迎えた39戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で冨士木秀四郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。