マリンドラゴン（1988年生、母ゴールドミクラ）

マリンドラゴン（1988年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のコーホクリユウ（当時11歳）と交配したゴールドミクラが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は廣川政雄。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年のアラ系4歳B2。

経歴

デビュー前

武平三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

12月15日、デビュー戦は鍜治谷誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3歳（1991年）

1月13日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、武永祥騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

1月26日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月9日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松田幸春騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

4月30日、中6週で迎えた6戦目は、蓑田新吾騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B2（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンパークから2馬身差の2着に敗北した。

5月7日、連闘で迎えた7戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B2（三条ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカクラホウオンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳B1（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。