チヨノアリエル（2000年生、母ギャロップビーナス）

チヨノアリエル（2000年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人魚姫の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時7歳）と交配したギャロップビーナスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）鍋掛牧場。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、鍋掛牧場から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月20日、デビュー戦は金子光希騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3歳（2003年）

4月6日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた6戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月7日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。