ジャックボウイ（2008年生、母リファールカンヌ）

ジャックボウイ（2008年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「男＋ロックバンド名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時24歳）と交配したリファールカンヌが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方33戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の一般C3九十十一。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月4日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

10月3日、中7週で迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

12月11日、中9週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3歳（2011年）

2月15日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト水仙特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

4月9日、中7週で迎えた7戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセペ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

6月16日、中6週で迎えた9戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（門別ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

8月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた13戦目は、NOSAI日高特別（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた17戦目は、ひだか特産市賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

4歳（2012年）

1月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた18戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、茄子賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた19戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた20戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた21戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったカルヴァドスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の一般C2十五 C3一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた25戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7月9日、中0週で迎えた26戦目は、一般C3九十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドハーモニーに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3三四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた28戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた33戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3一（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

5歳（2013年）

4月22日、約5か月の休み明けで迎えた35戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C3十一十二十三（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、イガノポポーに交わされて6馬身差の2着となった。

5月13日、中2週で迎えた36戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、ダイヤマドンナにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月4日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3十一十二（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。