バイカルターフ（1985年生、母ロングレツド）

Baikal Turf

1985.05.09

バイカルターフ（1985年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランズダーン（当時5歳）と交配したロングレツドが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

田中良平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

5月29日、デビュー戦は音無秀孝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は音無秀孝騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4歳（1989年）

9月30日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた5戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の雄国沼特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた6戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の岩谷特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず14着に終わった。

11月19日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は山田泰誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月3日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた8戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた9戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。