ヤマニンルーキー（1997年生、母ヤマニンマジェンタ）

ヤマニンルーキー（1997年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニングローバル（当時10歳）と交配したヤマニンマジェンタが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ヤマニンベン牧場。戦績は、地方11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳。

経歴

デビュー前

渡部則夫厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2000年）

2月4日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したトキを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月29日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマキバサンシロウに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったゼンノスラヴィックに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（6戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4歳（2001年）

12月15日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、久保勇一騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3一二（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

5歳（2002年）

1月8日、連闘で迎えた10戦目は、郷間隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3三四（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。鞍上は久保勇一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。