コスモウイング（2005年生、母ミサトヘルメス）

Cosmo Wing

2005.05.07

コスモウイング（2005年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋翼」。毛色は鹿毛。種牡馬のウイングアロー（当時10歳）と交配したミサトヘルメスが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村 和夫。戦績は、中央平地8戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村和夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって420万円で落札された。

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月21日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったステディーラブに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったハンサムデイイヤツに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中4週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩部純二騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（2008年）

3月23日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。