ラブズッキュン（2012年生、母アイアイバドガール）

ラブズッキュン（2012年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時14歳）と交配したアイアイバドガールが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ノースガーデン。戦績は、地方21戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノースガーデンから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって105万円で落札された。

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2014年）

7月18日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は457kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミコーミーレスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のポートサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

3歳（2015年）

3月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

5月5日、中5週で迎えた5戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のJ-PLACE成田毎週土日発売中（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた6戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり4着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエヌティボタンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のトマト特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したユウユウムサシを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の月見草特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったビービーオリジンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中2週で迎えた10戦目は、長月賞（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したスターガーネットにハナ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2016年）

2月16日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、船橋競馬名物菊屋キャロッタ焼きが半額!（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、船橋・岩手ジョッキーズ交流第2戦（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、花まつり特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山口達弥騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、三番瀬特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた15戦目は、2016千葉サラブレッドセール開催記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（8戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月22日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、秦野たばこ祭特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた19戦目は、公益社団法人栃木県畜産協会長賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口達弥騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口達弥騎手（13戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。