ブラックマイスター（2014年生、母エイシンベリンダ）

ブラックマイスター（2014年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒（父名の一部）＋達人（独）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時13歳）と交配したエイシンベリンダが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地牧場。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

11月13日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた3戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた4戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3歳（2017年）

4月30日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた7戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた8戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月27日、中7週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月2日、連闘で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月30日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月4日、中4週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒岩悠騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で黒岩悠騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2018年）

1月3日、中5週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウアッパレを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

1月18日、中1週で迎えた15戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したラベルヴィーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。